昆虫水棲班


立体標本

オオスズメバチ

分 類:ハチ目スズメバチ科スズメバチ属

体 長:2.7~4.0cm羽を広げると7.5cm

分 布:日本及び、インドから東南アジア、東アジアにかけて広く分布する。またアメリカでも個体が確認されている。

特 徴:土中や木下に巣を作る、活動期間は7~9月。攻撃性が非常に高く巣に近ずくだけで襲われ、刺されると毒性が高いため激しい痛みを伴う。



アシナガバチ

分 類:ハチ目アシナガバチ亜科スズメバチ属

体 長:1.1~2.6cm

分 布:北海道以外の日本全国

特 徴:長い後ろ足がある、活動時期は夏場。攻撃性はないが巣を刺激すると襲ってくる。庭木の毛虫などを食べてくれる益虫。



シオカラトンボ

分 類:トンボ目トンボ科シオカラトンボ属

体 長:5.0~5.5cmで後翅(うしろばね)の長さは4.3cm

分 布:北海道、本州、四国、九州、大隅諸島(種子島、屋久島)にまで分布する。千島列島や中国、台湾、朝鮮などにいる個体は亜種として分けられた

特 徴:オスは体に塩のよな粉が現れ青く見える、メスは麦わら模様でやや奇異色に見える、活動時期は春から秋。おもに昆虫を食べる



ミンミンゼミ

分 類:カメムシ目セミ科ミンミンゼミ属

体 長:3.3~3.6cmで翅(はね)を含めると5.5~6.4cm

分 布:北海道~九州まで分布し東日本では主に平地~丘陵地で、西日本では低山地~山地で見られる

特 徴:黒色に水色や緑色の斑点がある、活動時期は7~10月。暑さが苦手。名前の通りミンミンと鳴く。



コクワガタ

分 類:コウチョウ目クワガタムシ科コクワガタ亜属

体 長:オスは17~54mm、メスは21.5~33mm

分 布:東アジアに広く分布し、日本でも北海道から九州まで広く分布する。

特 徴:体は黒色であまり光沢はない、オスの大顎は大きさはばらばらだが挟まれるとかなり痛い。他のクワガタと比べて小さいが非常に丈夫で3年ほど生きる。




飼育している生き物

二ホンヒキガエル

分 類:ヒキガエル属

体 長:約12.5cm 体 重:約235g

分 布:本州南西部、四国、九州

生 態:アズマヒキガエルとよく似ている。見分け方は鼓膜と目の距離で非常に難しい。ヒキガエルには毒があり皮膚についた場合は炎症が生じ、口にしてしまった場合は幻覚、下痢、心臓発作などが生じ、最悪の場合死に至る。そんな恐ろしい毒ですが、実はヤマカガシという蛇はこの毒を体内にため込み、自身の毒として利用します。さらに、蛇だけでなく人間もこの毒をガマの油という漢方薬として使っていたといわれています。



オオカマキリ

分 類:カマキリ目カマキリ科Tenodera(属)

体 長:オスは約7~9cm、メスは約7.5~9.5cm

分 布;日本と中国、朝鮮半島に分布している。

特 徴:林緑やその付近の田畑、河川敷、緑の多い公園などに生息している、活動時期は8~11月。少し高いところを好む、卵が丸い形状をしている。