昆虫水棲班


立体標本

キボシカミキリ

分 類:甲虫目カミキリムシ科Psacothea属

体 長:約2cm

採集地:東京都 狛江市 多摩川河川敷

特 徴:黄色い斑点が特徴的なカミキリムシで日本各地に分布するよく見る種類。幼虫、成虫共にクワやイチジクを食害するため害虫とされる。



クルマバッタ

分 類:バッタ目バッタ科Gastrimarugus属

体 長:約5cm

分 布:日本広域

特 徴:丘陵部の草地に多く、飛ぶときに背中の模様が車の車輪に見えることに名前が由来している。



ヤマトタマムシ

分 類:甲虫目タマムシ科ルリタマムシ属

体 長:2.4~4.0cm

採集地:東京都狛江市多摩川河川敷

特 徴:日本のタマムシの中で最も大きな種。翅自体に色が付いているのではなく光の反射による構造色という現象で森の宝石とも言われる。開発により都市部では数を減らしてきている。絶滅危惧種。



アブラゼミ

分 類:カメムシ目セミ科Graptopsaltria属

体 長:約4cm

採集地:東京都 狛江市 多摩川河川敷

特 徴:お馴染みのセミですが今年は暑すぎるせいか少ないですね。 実はセミはカメムシの仲間であり カメムシ譲りの細長い口を突き刺し樹液を吸っているんです。 日本全域に生息する本当に普遍的なセミ。



コクワガタ

分 類:コウチョウ目クワガタムシ科コクワガタ亜属

体 長:オスは17~54mm、メスは21.5~33mm

分 布:東アジアに広く分布し、日本でも北海道から九州まで広く分布する。

特 徴:体は黒色であまり光沢はない、オスの大顎は大きさはばらばらだが挟まれるとかなり痛い。他のクワガタと比べて小さいが非常に丈夫で3年ほど生きる。




飼育している生き物

二ホンヒキガエル

分 類:ヒキガエル属

体 長:約12.5cm 体 重:約235g

分 布:本州南西部、四国、九州

生 態:アズマヒキガエルとよく似ている。見分け方は鼓膜と目の距離で非常に難しい。ヒキガエルには毒があり皮膚についた場合は炎症が生じ、口にしてしまった場合は幻覚、下痢、心臓発作などが生じ、最悪の場合死に至る。そんな恐ろしい毒ですが、実はヤマカガシという蛇はこの毒を体内にため込み、自身の毒として利用します。さらに、蛇だけでなく人間もこの毒をガマの油という漢方薬として使っていたといわれています。



クサガメ

分 類:カメ目イシガメ科イシガメ属

甲 長:約10.5cm

採集地:不明

特 徴:現昆虫班員の入学前からいる学校の古参メンバーでいつどこから来たかは全くもって不明。そもそも本当にクサガメであるかどうかも分からず、交雑で生まれた個体の可能性もある。だが可愛い



水棲生物班

我ら水棲生類班なり。(私たちは水棲生物班です。)
今年も秋刀魚がおいしい季節となり、文化祭が近づいてきました。私達は今年度の文化祭でプランクトンや魚の透明標本などの水の中に生きる生き物の展示をします。特に顕微鏡を実際に覗いてプランクトンの観察ができる展示が見どころとなっています。
いかに興のあるものは来たまえ。(興味がある方はぜひ来てください。)